学生団体
こんにちは!
昨日新聞を読んでいて、おっ!て思った記事がありました。
それがこちら!一橋大学教授・経営学者の楠木建さんの記事です。
<書いてある内容>
・企業は3つの場で評価される
①競争市場:製品やサービスの質
②資本市場:長期利益→株価の上昇=資本の価値
③労働市場:高利益→高い給料と質の高い労働条件=働きたい人の増加
→長期利益は利害関係者をつなぐ経営の王道
・会社はさまざまな事業で構成
=経営者(代表=資本の責任者)と事業経営者(部門ごとの利益責任者)と現場
・長期利益を生み出すのは「会社」ではなく「事業」
→「会社」は事業の撤退と創出/追加が役割(構造改革)
=「会社」ができるのはマイナスをゼロにするか、プラスになりそうなゼロを追加するか
→そこから先プラスの価値を作るのは「事業」
・事業の専業性が高い=事業の競争力が業績にそのまま現れる
=事業が多岐に渡ると長期利益は難しい
・会社の長期利益に必要なのは以下の3つ
⑴社長の戦略構想と経営力 を基とする、
⑵強い現場力 と、
⑶それを生かせる優れた事業経営者の厚い層
→優秀な人材にはキャリア早期から事業全体を動かす経験をさせる必要がある
=人材の見極めと登用は経営者が自らするべき最重要業務
<転用>
(あえて『メモ魔』の表現を使うのであればw&この場合、楠木さんの書くことが既に抽象化された内容であるため、転用とする)
・学生団体の評価
①競争市場:留学生へのサービスの質と、部員の満足度
②資本市場:イベントの連続成功→団体の知名度と人気向上
③労働市場:②に起因する、団体の新入生の高い注目度→質の高い部員を獲得
・団体はさまざまな事業で構成
=代表・幹部(団体の責任者)と、PL(イベント責任者)と、PM(現場)
→上記②を生み出すのはPLの責任
・イベントの専業性を高め、質の向上
→PLの質を高める
→あるいは、PL制度を廃止して、事業運営担当を創出?(あくまでアイデア)
=これまでの、各PL独立状態をグループ化しそのグル内部の人間がこれまでのPLを交代で行えば、 ノウハウの共有や蓄積と、事業内アイデアの創出がしやすく、(専業性を高めた)イベントの質向上につながる。
△しかし、専業性を高めすぎるとイベントの多様性がなくなり満足度の低下が起きる。
=幹部が部員と協力をして、イベント創出、優秀なPL人材育成をする(=運営力)。
・団体に必要なのは3つ
⑴幹部の、高いイベント構想力と運営力
⑵バンバン動いてくれる意欲の高いPM
⑶そんなPMを生かす優秀なPLの厚い(イベントを多くした場合)層
→PLになれる人材には早くからPLとしての仕事を間近で見せるか担当させる
→幹部によるPLになれる人材の見極め
(→もっと言ってしまえば新歓で優秀な人材を集めることが重要)
やはりこの団体での代表職、社会に出ても使えることをたくさん学んでいる。全力でやらねば。今回の記事でより幹部とPLのすることの区別ができた気がする。取り入れてより深く活動に関して考えたい。